18坪の施工例:5人が暮らす2世帯住宅 屋上菜園のある間取り
18坪に建てる2世帯住宅 狭小の細長敷地を最大限活用、 階段室の光のパワーで、狭小敷地の採光対策が最高!
狭小の細長敷地を最大限活用。
敷地の間口は約4.4m、奥行は約14m。1階が玄関と親世帯スペース、2階がLDKとサニタリー、3階は子世帯の空間です。
敷地の間口は約4.4m、奥行は約14m。1階が玄関と親世帯スペース、2階がLDKとサニタリー、3階は子世帯の空間です。
ポイント
敷地面積が18坪強の狭小地に建つ、3階建ての二世帯住宅。
1階に、キッチンとフレキシブルに使える和空間、その先につながるデッキを設けた73歳の母親のスペースがあります。子世帯の夫の帰宅時間が遅いことから、共用玄関と親世帯を扉で区切り、気兼ねなく2階へ上がれる階段の配置としました。
2階に着くと、目の前が共用のサニタリー。
西側の引戸の向こうは子世帯のLDK。
そこから3階に上がると、夫婦の寝室と大きなウォークインクローゼット。
将来、子供室に使う予定の部屋があります。
都市の狭小細長敷地の家づくりで課題となるのが、暗くなりがちな中央部に光を採り入れる工夫です。
ここでは、1階から屋上までの階段室の東側の壁いっぱいに窓を設置し、採り入れた光をガラスの壁を通して居室や廊下に届けるようにしました。この家は、狭小敷地ゆえ境界線ギリギリに建物を計画しています。
隣家が迫る両サイドの壁に、省スペースで耐候性のあるガルバリウムの平葺きを選びました。
下地には構造、断熱、防火を兼用できる、壁を薄く施工できる材料を選び、有効な広さを確保しました。
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ガラスの壁からLDKに光を採り入れる
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母親の部屋は畳+フローリング
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階段室の東側全面に窓を配置
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トップライトを配置し、 将来子供室に利用
間取り詳細
施工概要
- 所在地
- 東京都
- 家族構成
- 5人家族(母親と息子夫婦と子供2人)(竣工時)
- 基礎
- 鉄筋コンクリートベタ基礎
- 構造・工法
- 木造在来制振工法
- 規模
- 3階建て
- 敷地面積
- 18坪強(61.57m²)
- 建築面積
- 10.57坪(34.88m²)
- 延床面積
- 31.71坪(104.65m²)
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