狭小住宅施工例

13坪の施工例:南西の狭小角地に建つ、都市型木造3階建て住宅

直線的なフォルムに縦長のシャープな三連窓のアクセントを設けたシンプルモダンな、都市型木造3階建て住宅

13坪の施工例:南西の狭小角地に建つ、都市型木造3階建て住宅 東京都多摩市の共同住宅にお住いのW様ご夫婦は、三人目のお子様の出産をひかえ、これからのお子様達の成長を含め、東京都文京区白山に13坪のお土地を購入されました。
そこで購入された13坪の狭小地に三階建ての専用住宅をご計画の奥様は、ネットで狭小・三階建てを専門としている住宅会社を検索。そこで我社K⁺Aのホームページにたどりつき、資料請求をされたとのことです。
木造三階建て住宅のエキスパートであることが決め手になったとのことです。
13坪の狭小敷地は白山通りから側道に入った、南前面道路(歩道を含めた幅員:9m)と西側の私道(幅員:4m)に面した日当たりのよい南西の角地です。
用途地域は近隣商業地域で準防火エリアということで、ご要望の木造三階建てとするためには「耐火建築」とする必要がありました。
その上、耐火建築の場合は、コスト面が最大の課題ということです。そこでケイプラスアーキテクト【K⁺A】が木造耐火建築のエキスパートとして、コスト面を含み、そのメリットを最大限にいかした説明に大変にご納得されたとのことでした。
「コンクリート造(RC造)」や「鉄骨造(SC造)」と比較して、木造の方が躯体費用はもちろんのこと、建物重量が軽く、基礎工事費や地盤改良費を抑えられることができます。
そこで、【K⁺A】の設計・施工実績をはじめ、適正価格で耐久性と耐震性を兼ね備えた、高品質を実現した「木造3階建て都市型住宅」にご納得して頂き、プロデューサーのKさんの経験豊富な丁寧な説明には大変共感されたとのことです。
  • 直線的なシャープなフォルムの外観デザイン
    外観は直線的なフォルムで縦長のシャープな三連窓をアクセントに設けたシンプルモダンなデザインです。外壁はホワイトをベースにした窯業系サイディングを使用し、木調の玄関扉や三階正面の彫りこまれた壁面とでアクセントをつけ、スッキリと爽やかさを感じるデザインです。
  • 制振装置(MERシステム)の設置
    構造を木造在来工法(軸組工法)による3階建てということもあり、地震を十分考慮し日本制振システムが開発・製造した木造建築専用の制振装置「MERシステム(油圧ダンパー)」を1階と2階の柱と梁の必要ヶ所に設置し、基礎部分には「MERベースタイプ」を併用設置してあります。
    このことにより、繰り返し何度も起こる余震や初期の揺れから大きな地震まで、建物に伝わる地震(風) エネルギーを約48%吸収軽減。「木造制振工法」とし、安全安心の「筋肉質の家づくり」が実現されています。
  • シューズ イン クロ―ゼット(SIC)
    1階玄関ホール脇にはシューズインクローゼットを設けました。写真では見えにくいですが、棚の奥の壁面には可愛くおしゃれなクロス貼りです。
    玄関の収納といえば、一般的には下駄箱が挙げられますが、ほかにも「シューズクローク」といわれる、いわゆる土間収納を設けました。
    広さは1畳半ほどのウォークスルータイプ(通り抜けできる)とし、シューズクロークを上手に活用して、「家の顔」である玄関がスッキリ整えられています。
    ブーツやレインブーツといった一般的な下駄箱ではしまいにくい背の高い靴も収納しやすいです。また、シューズクロークは靴をしまうためだけの収納スペースではありません。傘やレインコート、コートなどのアウターを収納するほか、来客時にゲストのコートを掛けておく場所としても活用できます。
    このほかにシューズクロークは、スポーツ用品をしまうことも可能。ベビーカーなど、大型の用品の置き場として使用されることも多いです。また、スーツケースも車輪の部分が汚れるため、シューズクロークにしまわれることの多いアイテムになります。シューズクロークは、外で利用するモノの収納スペースとしても便利です。
  • バスルーム
    1階に配されたバスルームは、家族での入浴行動や入浴動作を基に開発されたシステムバスが採用されています。また、壁に掛けて洗い場を拡げるカウンター、幅広のレバー式水栓、子どもでも掴みやすい形状の浴槽など多彩な機能で、子どもとの入浴を安全・快適に楽しむことができる設計となっています。
    また天井に浴室乾燥機を設置し、冬は浴室内を暖めることができ、浴室内を乾燥させられるだけでなく、洗濯物を干すことができます。雨が続くときや花粉症の家族がいる場合でも洗濯物を干すことができ、部屋干しの臭いや生乾きの臭いなどもしにくいとのことです。
  • ダイニング・リビング
    2階はパブリックスペースとして、リビング・ダイニング・キッチンがワンフロアーにまとまり、キッチンからの視線も一直線にオープンで全体が広々と見渡せ、家事仕事を兼ねながらのコミュニケーションにも富んでいます。
    奥のリビング側の三連の縦長窓は、通風・採光・換気は当然ですが、インテリアデザインとしての壁面のアクセントと、外側へ開いた空間の広がりを感じさせます。
    ダイニング脇の階段廻りに配した壁は、上部をストライプ状の凹凸のあるアンティークガラスとし、閉塞感を感じさせません。
    腰壁部分にはニッチを設け、家族の楽しい思い出や感じさせる、おしゃれで素敵なディスプレイコーナーが配されています。
  • ダイニング・キッチン
    2階のダイニングキッチンは、配膳効率を考慮し、対面型となっています。ダイニング側の腰高の壁にはニッチを配し、マガジンラックとしても、小物等を飾ることもでき、ダイニングの素敵なアクセントとなります。
    キッチンは、使いやすさを優先し、スペースをとらず効率的な一列型(I型)レイアウトにしてあります。   素材感や色合いも、やわらかな印象を与える白木の素材感と、トーンを揃えた温もりも感じられるスタイルです。
    また、奥のシャープなスリットの窓は、通風・採光・換気を考慮した縦滑り出し窓です。デザインもリビングのシャープな縦長の窓に統一されたおしゃれなデザインです。
  • 廊下に配された棚ニッチ
    3階の廊下に配された棚ニッチです。
    「ニッチ」とは、直訳すると”隙間”とか”くぼみ”を指します。その隙間をフルに活用し、小物や絵などの飾り棚としたり、本棚として本を収納することができ、創意工夫で多目的に楽しく有効に使用することが可能です。
  • 北側の吹抜け勾配天井のトップライト
    3階北側の吹き抜け勾配天井には、大変明るいトップライトが配されています。天井コーナーは火打ち梁(ひうちはり)を現しとし、天井・壁面等と同一色に統一されています。

施工概要

所在地
東京都文京区白山
家族構成
5人家族(夫婦+子供三人)
基礎
鉄筋コンクリートベタ基礎
構造・工法
木造在来制振工法
規模
3階建て
敷地面積
43.04㎡(13.05坪)
建築面積
31.46㎡( 9.51坪)
延床面積
89.00㎡(26.92坪)
床面積
1階:29.39㎡(8.90坪)
2階:31.46㎡(9.51坪)
3階:28.15㎡(8.51坪)
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