K⁺Aの狭小住宅「間取りのいい家づくり」特集-1
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① ワンフロア ワンルームで広がりを確保した狭小住宅。狭小住宅では、プライベート空間の他は、部屋同士を細かく仕切らないことが大切です。部屋同士をつなぐと広い空間ができます。壁で部屋を区切らないため、家全体の空間がゆるやかになり、暮らしやすい動線が確保できます。
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② 3階建てやスキップ フロアで縦空間にスペースを求めた狭小住宅。スキップフロアの間取りを採用すると、非常にアクティブな空間に仕上がる反面、
スキップフロアの間取りを中途半端に取り入れると、微妙な段差に暮らしにくい空間ができるため、注意が必要です。但し、段差によって視線が変わる事により、空間の間仕切りを行なえ、廊下を設ける必要はありません。その分、部屋や収納スペースを多くとることもでき、建築面積が限られている狭小住宅では、かなり有効的な間取りづくりが可能となります。
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③ テラスやバルコニーを室内の延長として生かした狭小住宅。バルコニーやテラスを大きく広く取ることで第二のリビングとして活用。さらに、室内空間との繋がりを大切にし、リビングやダイニングから繋がるだけでなく、浴室から繋がるものなど、その繋がり方は様々です。室内、室外といった切りわけを飛び越え、自由に解放されたテラスやバルコニーで過ごす時間は、かけがえのないものです。
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