ヨットと私
2012.02.24設計で構造設計を担当しております岡です。
友人に誘われるままに、何事も経験と思い、全く興味のないボートレースに足を運んだ。舟券(正式には勝舟投票券というのを初めて知った)の買い方も判らず、全て友人頼みでベンチで観戦。
と、学生時代、ヨット部でディンギー(2〜3人乗りのレースヨット)のレースに参加した時を思い出す。
風を読み、風を摑みと、一番自分にとってベストなポジションを取る事。ヨットレースでは、スタートライン(海にラインは描いてないが)からスタートを切るとき、そのラインまでの時間を計算しながら、ウロウロしていの一番にスタートする。ボートレースも同じだ。スタートで勝負が決まると友人から聞いて、成程と変に感心し、納得した。
乗っていた船は、ヤマハ15(ヨーロッパスタイルのレースヨット:15=15フィート)。かなり高速型だが、風が強く、体重の少ない(当時65kg)自分では強風に上手く船を合わせられない。上り(風上に向かう)の性能もかなり良い船だったが、技術の無さに悔やみながらやっとゴールした時は、後輩にも遅れを取っていた。
ボートレースなど、ギャンブルオンチの私(麻雀のパイも触れたことがない)、レースよりも艇が跳ね上げる水しぶきに学生時代の自分を馳せていました。