力必達
2013.09.18こんにちわ!設計担当の岡です。
最近の就業時間の中に、木造限界耐力構造計算プログラム作成の時間を設ける事にしました。とは言っても、通常は金物工法による許容応力度設計を主に行っている事、その基準とはかなり異なる仕様、構造要素の考え方の違い、仕口や継ぎ手など、古民家や寺院の工法を一から習得する必要があり、そのために、図書館や書店に立ち寄る機会が多くなってきました。2〜3日前、所属している東京都耐震部会から、古民家や寺院などの設計や耐震診断の手法を大学の教官を招いて研究する会に誘われるメールに入会の返信を送ったりと、現在進めている”日本建築構造技術者協会関西支部(JSCA)が監修した”伝統軸組構法の耐震性能評価・補強マニュアル”を読みながら、極く数少ない限界耐力設計の参考書と格闘しています。
少し弱気になった時、”力必達:努むれば必ず達する(努力すればきっと目的は達成できる)”の言葉を励みに、耐震診断だけではなく、古民家、寺院などの耐震改修に対してのお客様へのサポートをさせていただければと思っています。
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