横浜マリンタワー
2020.11.09プロデューサーの暮石です。 今回は横浜マリンタワーの紹介です。今週、たまたま横浜を訪れて久しぶりに山下公園にある横浜マリンタワーを見て思ったことを書くことにしました。タワーと言えば東京タワー、今では東京スカイツリーが誰もが思い浮かべると思います。もはやどちらも東京のシンボルとして定着している建造物であると思います。横浜マリンタワーも横浜のシンボルとして代表的な建造物でありますが、東京タワーやスカイツリーのような電波塔として建てられたものでは無く、横浜港開港記念のモニュメントとしてのもので灯台の機能も備えているようです。港を一望できることで多くの人が訪れたタワーです。勿論以前に私も行ったことがあり展望したりしました。タワーと言えば高さになりますが、マリンタワーは100数メートルといもので、到底東京タワーの比ではありません。ただ面白いのが当時タワーといえば構造が4面体で構成されているものが多かったのですが、マリンタワーは10面体で構成されていて、どの角度からも同じ形に見えるように、とそこに拘りがあったようです。100数メートルというものを建てれば気になるのは倒れないようにする、ということになります。東京スカイツリーには制振技術が組まれており地震などの揺れに対策がされておりますが、何十年前になるタワーにも当然のことながら対策されています。弊社の建物も3階建てはもはや当たり前、現在は4階建ての建物も施工する時代になり、ダンパーを使った制振技術を取り入れたものになっています。日々技術はより良いものへと進化していますが、日本人の技術に誇りを感じた瞬間でした。
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