旧岩崎邸庭園
2010.12.172回目の投稿になります。GMの洪原雄一です。
今回は旧岩崎家住宅を紹介したいと思います。
毎週見ていた龍馬伝も終わり非常に残念でさみしく思い
結構ミーハーな私は以前に行った旧岩崎邸を紹介することにしました。
みなさん御存じのように岩崎弥太郎は三菱財閥の創業者であり
この建物は岩崎財閥3代の岩崎久弥によって建てられました。
建物は洋館、和館、撞球室の3棟が建っています。
詳しく説明すると長くなりまますので、やはり住宅のプロとしては
建物について少し説明したいと思います。
洋館は1896年に岩崎家の迎賓館として用いられた西洋館で
木造2階建て屋根はスレート葺き、外壁は下見板張りです。
設計者は岩崎家の仕事を多く手掛けたジョサイア・コンドルです。
和館は大工棟梁の大河喜十郎と伝えられています。
棟梁すごい。
和館は日常生活空間の場として使われていました。
やはり日本人には和室の空間が落ち着くみたいです。
撞球室は木造ゴシック様式のビリヤード室です。
校倉造りの外観はスイスの山小屋風です。(スイスに行ったのとはありませんが)
洋館と地下通路でつながっています。
こちらは洋館と同じジョサイア・コンドルの設計です。
関東大震災の時には屋敷地が避難所として地元住民に開放されたそうです。
住宅は住むだけでなく、人間を守るシェルターとしても重要だと思います。
いずれ関東にも大きな地震がくると予想されていますが、しっかり耐震だけでなく
制震を考えた構造を提供していきたいと思います。
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