『何事にも、精魂込めた丁寧な仕事を』
2013.03.08K⁺Aで意匠・デザインを担当しております、千北 正(チギタ タダシ)です。
敷地調査に、プロデューサーや設計担当者と同行し、お客様への敷地・現地環境調査報告として、説明用の鳥瞰パースを作成しております。その敷地を調査しながら、どのようなお住まいができるのか、想いを膨らませながらの鳥瞰パースの作成はひとしおです。
そして、我社の設計顧問で建築家(小畑先生)からの依頼で、お客様へ提案する住まいの完成予想図(鉛筆での手描きの外観パース)を描く機会にも恵まれ、敷地(お客様のお土地)を中心に、周りの環境の情景を思い浮かべながらのパース制作も、お客様と共有できる感動と緊張感ある提案業務の仕事に誇りをもっております。
また、我社のホームページへの投稿取材等で、寒い施工現場の棟梁始め協力業者の方々へ、温かい缶コーヒー等を差し入れ(身勝手な行動ですが)たりして、感謝の気持ちも大切にしております。
一昨日は、我社のプロデューサー(洪原ゼネラルマネージャー)の誘いで、引き渡しに同行する機会もあり、お客様と一体感の喜びと感動に包まれました。
このように、東京・千葉・埼玉・神奈川エリアの現場に足を運び、現地・現場を観るたびに、お客様の敷地調査から提案・デザイン業務を含め、一コマ一コマがよみがえり、何か深い思いと、筆舌に尽くし難い感動のようなものが沸々と込み上げてくるものがあります。
そして、我社が設計施工したお客様のお住まいが、関東一円に数多く建てられている姿に、誇らしさ(自画自賛ですみません)を感じる次第です。
この一棟一棟のお客様の住まいに、プロデューサー、設計、工務と、多くの協力業者の仲間達の「手(技)と思い(心)」が、密度濃く、凝縮れていると思うと、一層の感慨深い想いで一杯になります。
この一棟一棟は、(少し大袈裟ですが)お客様の歴史をつくり、K⁺Aの歴史がつくられていると思うと、益々、責任の重さを感じざるを得ません。
何事にも、K⁺Aの一スタッフとして、精魂込めた丁寧な仕事をしてまいりたいと思います。
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