理想的な狭小住宅の「完成イメージ」の伝え方
2024.03.26K⁺Aでエグゼクティブデザイナーをしております千北(チギタ)です。
今回は、理想的な狭小住宅の「完成イメージ」の伝え方についてお話しさせて頂きます。
どんなイメージの狭小住宅を建てたいのか、住宅関連の書籍や雑誌のほかに、インターネットをスマホやPCで画像情報を共有するSNS「インスタグラム」や「ピンタレスト」で好みの画像をたくさん集める手があります。各部屋別の写真や外観のデザインを集め、譲れない「ポイント」を抜き出してみるのも一つの方法です。
🔳狭小住宅の基本情報は間取り図から
部屋の広さや配置、窓やドア、収納の位置などが確認できる平面図が「間取り図」です。狭小住宅の場合は、施主と設計者が間取り図を参考にプランをすり合わせていきますが、この間取り図でキッチンや浴室、玄関などの配置がどうなっているのか、家事のしやすさや生活動線などをイメージしていくものなのです。
🔳空間情報は複数の図面で見ていく
間取り図だけではそこでどれくらいの開放感が感じられるか、天井高のイメージ、窓のサイズや高さなどはわかりません。真横から見た立面図(展開図)や断面図などの様々な図面を照らし合わせながら確認していきます。外から見たときに窓の位置や大きさが揃っていないとバランスが悪い場合もありますので、あらゆる角度から注意を払ってチェックすることが大切です。空間のイメージをCAD・CG(コンピュータグラフィック)などをつくってもらえれば、よりよくイメージがしやすくなります。
さらに外観パースや内観パースをラフに描いてもらうことができれば、デザインのイメージを確認でき互いにイメージの共有がしやすくなり、一層の夢が膨らむことでしょう。K⁺Aのデザインスタッフは、これらイメージ共有のお手伝いをさせて頂くベテランのスタッフが揃っています。
🔳外観パース(モノクロ鉛筆仕上げ)
🔳内観パース(モノクロ鉛筆仕上げ)
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