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又、船の話

2012.06.09

又、船の話
先日、弊社のCEOに誘われてモータークルーザーに乗せて頂いた。馬力もそこそこ有る船外機を備え、静かに桟橋を離れました。大学時代、ヨット部に籍を置き、合宿には救助を兼ねたコーチ乗船用に玩具のようなモーターボートを同行した思いを馳せていました。
東京湾に出て、海風が心地良く、波もベタに近い位穏やか。
思い出したのが、鎌倉沖で初めてラダー(舵)を握らされ緊張の中でジャイブ(風下に向かって方向転換すること)中、セイリングボート(ヨット)が大きく傾き、遂に転覆、シートを掴んで船縁に足を掛けて何とか態勢を整え、ハーバーに帰還したのは良いけれど、いつの間にか腰を痛めて桟橋に上がれず、先輩に抱えられながら病院に直行!一週間程、その痛さにベッドでのた打ち回わり、しかし、痛さを通り越した頃、又、凝りもせず江ノ島のハーバーの船の上にいた若かりし頃を回想していました。
途中、ポートサイドにゆったりと回航しているケッチ型クルーザー(2本マストヨット)を眺めながら、クルーザーはいつの間にか隅田川を上り、墨田区役所、アサヒビールそして今が旬のスカイツリーを右手に見て墨田公園のボート係留所に横付けしました。会社の他の社員が係留するためのロープ(シート)の結び方に困っている時、この時ばかりは昔取った杵束(?)。桟橋に備え付けられたクリートにクリート結びで船を固定したのでした。
ここで、ロープの結び方の一つを紹介します。
アンカーを縛ったり、桟橋の舫い替りのポール等に船を固定するする時等によく使いました。船では、その目的に会ったロープの結び方がありますが、基本は緊急時に早く、確実に結び、且つ解く時に至極容易であることが基本です。


ふた結び

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