26坪の施工例:北西角地でも風と光をあきらめない間取り
北西角地 テラスを活用 光と風を取り込む26坪の3階建て
各階に有するテラスやバルコニーの形状を工夫してすべての場所に軒を設けました。その結果、彫りの深い外観となっています。
ポイント
各階に半外部空間を設置し、住まいに光と風を取り込む。
南側と東側からの採光はほとんど期待できない26坪の北西角地です。
生まれ育ったこの土地に、息子夫婦が戻り、実家を二世帯住宅に建て替えました。
それぞれの要望を面積換算していくと、地階+1階を親世帯、2階+3階+ロフトを子世帯とする5層の居住スペースが必要となりました。
当初は鉄筋コンクリート造で検討していたが、地盤が悪くコストも厳しいため、地下のみを鉄筋コンクリート造とし、地上を木造で計画。地下といっても完全に埋め込まず、1階の床レベルを地上1mに設定したのは、道路からプライバシーを守るためと、地階が床面積の緩和を受ける高さにしたかったためです。
また地下であっても風通しや日照を得られるよう小さな庭付きとしたので、平均地盤面の算定に影響し、その設定には苦労しました。1階は、敷地の対角線上に各世帯の玄関を設け、お互いのプライバシーが最低限守れる長屋形式としています。
それぞれの階には必ずテラスやバルコニーを設け、自然を少しでも室内に取り込めるように工夫しました。
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子世帯のリビングに子供スペースがつながる
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2階のリビングに空中の庭
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地下を感じさせない地下の和室
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3階の子供室にもベランダと吹き抜け
間取り詳細
施工概要
- 家族構成
- 6人家族(両親と息子夫婦とその子供2人)(竣工時)
- 構造・工法
- 木造住宅(地下RC造)
- 規模
- 3階建て
- 敷地面積
- 26坪(85.86m²)
- 建築面積
- 15.27坪(50.3m²)
- 延床面積
- 43.45坪(143.40m²)
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